その日 二十二になった私はプロポーズを受けた。世界に一つだけの指輪。4年付き合った彼からの最高の贈り物。でも、どうしても嵌めることができなかった。
その日から、自分の心に耳を傾けて生きていきたいと思った。私は故郷を離れ、日本の島々で生活をした。住み込みの仕事。カゴいっぱいの蜚蠊対策。その生活の中で感じることのできた日本中の美しい景色。朝の時間。夕焼けの時間。二度と来ない一瞬の時間を大切な人たちと共有するということ。後悔せずに生きるためにやりたいことリストを作ること。自然が身体を緩ませてくれること。
私の心に合うリズムを少しずつ、少しずつ。
今は鎌倉のエリアで、セルフケアを扱うブランドに携わっている。週5の満員電車。息の浅い都会の生活。以前の私がそうだったように、力を抜くことができない人たちへ、自然由来のセルフケアやマインドフルネスを広めていきたい。不器用に生きてきた私なりの生き方。
----セルフケアブランド運営 28歳
この日々を寄稿くだ去った方の選書:
今日、誰のために生きる?/ひすいこうたろう
"ひすいこうたろうさんによる人生の意義や幸福に関するエッセイ集。本書では、日々の生活の中で「誰のために生きるのか」という問いかけを通じて、自分自身や他者に向けてどのように生きるべきかを考えさせられます。また、幸せとは何か、生きがいとは何かを再考させるメッセージが込められた一冊です。"